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CRATEの紳士靴の選び方 1-1 [実は知らない靴のデザインとその役割]
こんにちは、枚方雑貨屋KURAWANKA(クラワンカ)の姉妹店、
グリーン&アウトドア雑貨 CRATE(クレート)です。
靴オタクな担当が選び方にまつわる
素材や製法の違いや、シチュエーションに合わせた選び方を
三部に渡りお伝えさせていただきます!
【第一部】
1、実は知らない靴のデザインとその役割
3、各国のサイズと種類の違い
【第二部】
4、奥深い「製法」世界
3、歩き心地が大きく変わる!底選び方
5、フィッティングが誰でも簡単に♪
【第三部】
7、一目瞭然!10分で決まる靴磨き!
8、ブーツの魅力(レッドウィング&スローウェアライオン)
【1、実は知らない靴のデザインとその役割】
革靴を選ぶ時に、何気なくデザインをチョイスしていませんか?
しかし、デザインには1つ1つに歴史や使用目的があり、
スーツやシチュエーションに最適なデザインを選ぶことで、
より高いステータスを表現することができる。
TPOによって靴選びをすると断然周りと差がつけれます。
冠婚葬祭(フォーマル)
・ストレートチップ(内羽根)
冠婚葬祭にビジネスに、迷った時こそ
このデザインをチョイスすれば間違いない。
きっちりとした印象を与える優秀な1足。
カジュアルには若干不向きではあるが、
オールラウンダーに活躍できる。
・プレーントゥ(外羽根)
近年ではアメリカントラッドとしてデニムなどで
カジュアルに合わせるのも定番。
「革靴」といえば、でイメージをする人が多いデザイン。
軍人の礼式用に用いられていたというのが起源です。
冠婚葬祭でも使用可能ですが、ストレートチップの方が格上です。
羽根って?
![]() 内羽根 |
![]() 外羽根 |
・クウォーターブローグ
葬式を除くフォーマルの場面や、ブラウンカラーを
細身のデニムなどでカジュアルにも使用できる
とても使用用途の広いデザイン。
ストレートチップの羽根とトゥキャップのステッチ部分に
穴飾りを施したもの。
この穴飾りが多いほどカジュアル度やファッション性が
増していく。スコットランドで、作業靴の水はけを
よくするために穴を開けたことが起源。
現在ではドレスシューズやビジネスシューズに用いらている。
ストレートチップをベースとしたクラシカルなデザイン。
・セミブローグ
秋冬のカジュアルダウンには必須の1足。
クウォーターブローグのトゥキャップにさらに穴飾り(メダリオン)を
加えたデザイン。さらにカジュアルさが増し、フォーマルでは
やや派手にみられることもあるが、全くダメだというわけでもない。
むしろ上手く履き合わせることで、玄人さを感じられる。
・オペラパンプス
ビジネスやカジュアルでも基本はNGな、少し難しいデザイン。
結婚式に着るモーニングやタキシード・パーティ用。
現在では作っているメーカーが極わずか。
カジュアル
・フルブローグ
フランクなパーティや結婚式にはOK!
英国でハンティング用として考案されたデザインの為、
カジュアル度が高くデニム、ジャケパン合わせるのが基本。
・Uチップ
フォーマル度が低く、カジュアルなシチュエーションにオススメ。
元はゴルフやハンティング用に作られたデザイン。
甲から爪先にかけてU字に縫うことで耐久性・機能性を強化している。
・ローファー
普段履き用の靴であり、冠婚葬祭やパーティーはNG。
由来は所説ありますが、元来は室内用の休憩靴として作られた事が
起源と言われている。
その後、いろいろな国でアレンジが加えられ、アメリカの製靴工場で
ひもの結びなおしをしない「なまくら者(Loafer)」から「ローファー」
の語源になっているといわれています。
今回は第一部の1 となりました。何度かに分けて今後紹介致しますので
もうしばらくお待ちください。